読書苦手な社会人でも身につく・続く『読書力』タイプ別克服方法5選
読書は良い事と分かってはいるけれど、活字を読むのが苦手、本の内容に興味が持てない…など、読書が続かなく苦手な方はたくさんいらっしゃると思います。
読書が苦手だった私が本を克服し、実際に日々の生活の中に取り込んでいる方法や、それによって得られているメリットをご紹介します!
読書が苦手・続かない原因は?タイプを診断
読書に対するハードルが上がってしまっている原因はそれぞれあるかと思います。
こちらの記事では、A〜Eの5種類のタイプ別に克服の仕方をご紹介できればと思うので、ご自身が最も当てはまるものはどれかチェックしてみてくださいね。
私も下記のA〜Eぞれぞれどこかしらに当てはまるところがあるのですが(笑)、一番当てはまるのはBタイプでした!
A:活字が苦手で読書が続かない
文字を読むのがそもそも苦手という方がAタイプ。
本の内容には興味があるのに、活字が苦手だったり、活字を読むためにじっとしている時間を確保することが難しいという方もいるかもしれません。
忙しさのあまり、文字情報を避けるようになってしまった方も多いのではないでしょうか?
『アウトドア派』の方や『忙しく時短志向』の方はこちらに該当する可能性が高そうですね。
B:絵・図解がないと読書が続かない
本を読むこと自体は嫌いではないが、本のレイアウトによっては読むモチベーションが下がってしまうという方はBタイプ。
モノクロで文字だけがずらずらと並んでいたり、単色刷りでごちゃごちゃと情報が過多に詰め込まれていたりすると読み続けられない、でも、フルカラーで図解やイラストが入っている本なら読み続けられる、という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
文字情報よりも映像情報の方を得意とする『右脳タイプ』の方はこちらに該当するかもしれません。
C:本の内容に興味がなく読書が続かない
そもそも本の内容自体に興味が持てない、本に馴染みがないという方はCタイプ。
幼少期から本を読む習慣があまりなかったり、国語の授業があまり好きではなかったという方はこちらに当てはまりやすいかもしれませんね。
または、本の内容が日々の生活に役立ったという実感を得られたことがないという場合もあるかもしれません。
D:読書をするのに時間がかかって続かない
本を読むこと自体は嫌いではないけれど、文字を読むのにどうしても時間がかかってしまうという方がDタイプです。
日々忙しい中で時間がかかる行動は取り組みのハードルが上がったり、かえってストレスになってしまったりしますよね。
読書時間を時短できる工夫ができれば克服の道が近くなりそうです。
E:読書に集中できない・眠くなってしまう
こちらも本を読むこと自体は嫌いではないけれど、本がどうしても睡眠薬になってしまう…という方がEタイプです。
日々お疲れの方は、読む負荷の低いコンテンツを無理なく続けられるような工夫があるとよさそうですね。
タイプ別!苦手な読書を続けるための克服方法
それではここから、克服方法の候補をご紹介します。
A:読まずに聞こう!『耳で聴く本』で読書
活字を読むのが苦手なAタイプの方は、文字を読まずに本を読む方法『本を耳で聴く』ことを選びましょう。
例えばaudiobookというサービスがあり、プロのナレーターさんや声優さんが本を音読してくれます。
移動中や作業中、子育てや家事などをしながら『ながら作業』で本を読むのではなく聴くことができます。
▼audiobookについてはこちら
オーディオブック配信サービス – audiobook.jpラジオ感覚で聞けるので、音楽の代わりにaudiobookをかけてみると結構快適だったりします!
本の種類の好き嫌いがあっても対応できるaudiobookのような日本最大級のサービスを選ぶとよいでしょう。
B:読まずに見よう!『本解説動画』で読書
文字情報は苦手だけど、視覚的に映像情報を取り込むことを得意とするBタイプの方は、本を読むのではなく『本を動画で見る』形式にスイッチするとよいですよ。
例えばこんなYouTubeチャンネルがあり、話題の本の内容を視覚的に図解しながら解説してくれていたり、アニメ調で頭に入ってきやすく説明してくれているものがあります。
▼本要約チャンネル
https://www.youtube.com/@youyaku
▼フェルミ漫画大学
https://www.youtube.com/@ferumi
Aタイプのaudiobookとは異なり、読みたい本を選べるかというと選択肢が狭くなるので、能動的に自分が読みたい本を選びたい場合は『耳で聴く方法』をとってもよいかもしれませんね。
C:読む本の種類を変えよう!『雑誌』で読書
本の内容に興味が持てない、または、本に馴染みがないCタイプの方は、まず『本』と構えずに読める『雑誌』から手にしてみるとよいでしょう。
雑誌では本を読んだことにならないというように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、例えばファッション雑誌の中にも、モデルさんや読者の方が日々の生活で意識していることや大切にしていること、現代をうまく前向きに生きるコツを教えてくれていたり、他者の経験がたくさん語られていて参考になることが盛りだくさんです。
自分の興味の持てるテーマの雑誌を定期購入すれば、届いたタイミングで雑誌を手に取り読む習慣もできるのでおすすめです!
▼雑誌の定期購入はこちら
ファッション雑誌No.1 宝島社公式通販サイト『宝島チャンネル』D:全部読まずにかいつまむ『本要約サービス』で読書
本を読みたいのに読むのに時間がかかってしまうDタイプの方は、効率的に重要なところだけかいつまんで読める要約サービスを活用しましょう。
文字を読んだ満足感を保ちながら、読む文字量は少なく、でも内容はしっかりとつかみたいという方に向けて出されているサービスとして、flier(フライヤー)というサービスがあったりします。
▼flie(フライヤー)はこちら
https://www.flierinc.com/
それなりに文字を読むことになってしまうので、A・B・Cタイプの方がいきなりトライするのは少々ハードル高めなサービスかもしれませんが、文字を読むことにすこしずつチャレンジしていきたい方にはぴったりです!
E:読書する環境を変えよう!『カフェ読書』
本を読んでいると集中できなく眠くなってしまうEタイプの方は、まず読む環境を変えてみてはいかがでしょうか?
なんとなく家でだらだらと過ごしてしまう休日や仕事帰りに、気になるカフェに1〜2時間出向いて本を読んでみると、本から得られた知識で一歩前進できるだけでなく、歩くことで頭も気持ちもリフレッシュできるのでおすすめです!
delicadoでは、静かに本を読んだり勉強できるカフェを巡るお散歩コースも紹介しているので、ぜひ足を運んでみてくださいね!
▼仕事帰りにおすすめのカフェ読書コース
▼休日におすすめのカフェ読書コース
読書が苦手でも自然に本を読めるタイミングとそのメリット
読書苦手の克服方法が掴めたら、今度はいつ本を読む習慣を作るかが大事になってきます。
実際に読書苦手な私が実践してよかった感じるタイミングをご紹介しますね。
人間関係に悩んだ時の読書
人の悩みのほとんどは人間関係によるものと言われるように、友達や職場の人との関わり方に悩むことは多くありますよね。
自分に近しい人であればあるほど、周りの人にも相談しづらくなり心が詰まることがあると思います。
そんなときは本に頼ってみるといいですよ!
コミュニケーションのプロが書いた知恵だったり、先人の経験談だったりは、活かせる事柄がたくさんありますし、実際に私も本で心が軽くなった経験が多々あります。
仕事でつまづいた時の読書
仕事の知識に関するスキルアップで本を読むのはもちろん、「どうやったら効率的に業務を進められるか?」や「成果を出しやすくするための思考法はどんなものか?」など、すべての仕事に通ずる根幹を学ぶこともできます。
ビジネスで実際に成功した方がこれまでに取り組んできた経験などを聞けると、自分の今の仕事への向き合い方や取り組み方が最適なのか考える機会にもなりおすすめです!
将来・人生のプランを考える時の読書
本は他の人の生き方を知れるものと言っても過言ではありません。
将来について考えたり悩んだりしたとき、例えば自分が20〜30代だったとしたら、同じ時期をすでに過ごし終わった今40代以上の目上の方に、20〜30代のうちにやっておいてよかったと思うことや、逆にその時期を越してから後悔したことを聞くことが一番糧になったりします。
そうは言っても歳の離れた目上の友達なんて数多くいないよ!といった時に、本で様々な人の成功談・失敗談を聞くのです。
たくさんの人の生き方を知れると、自分のロールモデルとなる人が見つかったりして、未来が明るくなりますよ!
モチベーションを上げたい時の読書
なんだかいまいちやる気スイッチが入らない時にも本はおすすめ。
仕事が煮えきってしまい良いアイデアが思い浮かばないとき、本で新しい考え方の切り口を知ったり、小説を読んで想像力をアップさせたりすると、頭がリフレッシュされながらもスイッチが入るのでよいですよ。
美容雑誌やファッション雑誌も心の美容液になりますね。
チャレンジしてみたいメイクやスキンケア、洋服のコーディネートを見つけると、明日家を出るのが楽しみになったりします!
暇つぶしをしたい時の読書
何もすることがない休日の空き時間があれば、先程のaudiobookで本を聞いたり、カフェに行って雑誌を開いたりしながらのんびり過ごすと、何もしないよりも満足感や達成感を感じられる1日になったりします!
特に疲れていておでかけをするのはちょっと腰が重いときに、おうち時間やご近所で過ごす時間をより充実した時間にできますよ。
タイプ別、読書が苦手でも読めるおすすめの本
ここからはおまけですが、読書苦手タイプ別にぴったりだと思えるコンテンツが載っていた本で、比較的いろんな方にとって頭に入りやすい内容の本をご紹介していきたいと思います。
A:人は話し方が9割
先程のとおり、人の悩みのほとんどは人間関係ということで、人とのコミュニケーションを上手にすることで生きやすくなる方法を教えてくれている本です。
仕事での対人コミュニケーションはもちろん、友人関係や恋愛、知らない人と関わる場での雑談力など、様々な局面で役立つスキルが磨かれます。
活字が苦手なAタイプの方は、特に昨今、オンラインでテキストでのコミュニケーションが増え悩んでいる方も多いのではないでしょうか?そういった方にはぜひおすすめしたい本です。
B:アイデアのつくり方
映像や画像で物事を捉えるのが得意なBタイプの方は、きっとお仕事でも新しいアイデアを考えたり、プライベートでもクリエイティブな取り組みをするのが好きだったりするのではないかと思い選んだ本です。
アイデアが降ってこないと不調になってしまうそこのあなたは、この本がきっと頭のスイッチを入れるきっかけ・肩の荷が下りるきっかけになると思います!
C:リンネル
リンネル – 宝島社ファッション雑誌でありながら、丁寧な暮らしを感じさせられる、あたたかい気持ちになれる雑誌です。
本そのものに馴染みが薄いCタイプの方にも、手にとっていただきやすく、また日々の生活に対して前向きになれるようなコンテンツが詰まっていると思います。
D:時間術大全
中田敦彦さんも大絶賛していた本。
本を読むにも、何をするにも時間がかかってしまいがちだと感じているDタイプの方には、ぜひ心を軽くするために読んでいただきたいなと思える本です。
人間心理に沿った時間ワザが紹介されており、読むと意味のある時間を増やすことができるような、そんな内容になっています!
E:MonoMax
MonoMax(モノマックス) – 宝島社読書に集中できなかったり眠くなってしまうEタイプさんにおすすめなのがこちらの雑誌。
最新のグッズ情報がたくさん紹介されており、1つずつのコンテンツが短編で読みやすくなっています。
カフェでMonoMaxを読んで、帰りに気になるグッズを買って帰ってみるのも楽しいですし、何より最新のグッズ情報や流行を知ることは、世の中の流れをつかむことにつながるので、自分のアップデートやお仕事でのアイデア出しにも役立つのではないでしょうか?
まとめ
A〜Eの原因タイプ別に、読書の克服方法をご紹介しました。
悩みを抱えた局面で本に支えられることは本当にたくさんあると身にしみて感じているので、ぴったりの克服方法を見つけて本を読めるようになったよと言ってくださる方がたくさん増えると嬉しいです!