【鎌倉】地元民が教える!穴場のランチやカフェで最高の暇つぶし
紫陽花(あじさい)で有名な鎌倉。
休日に行くと混み合っているので、有名どころを抑えつつ穴場を縫って動くのが一番!
幼少期から鎌倉に慣れ親しんでいる地元民が穴場の散歩マップをご紹介。
タイムライン・目次
80種のスパイスを扱った本格薬膳をランチに。
売り切れ必死の名物をお土産にテイクアウト!
鎌倉の名所でお参り。
鶴岡八幡宮の中のカフェでしばしゆっくり。
鎌倉のお箸専門店を楽しもう。
鎌倉駅に到着(12:40)
レトロな駅が今日もかわいい鎌倉駅。
駅の周辺は人がたくさんなので、小町通りではない方へ進んでいきましょう。
SPICE HOUSE PePe 鎌倉へ(13:00)
鎌倉に来てカレー!?と思った方もいるかもしれませんが、鎌倉には有名なカレー店が実はたくさんあるんですよ。
今日伺うのはSPICE HOUSE PePeさん。
住宅街の中にあるのですこし見つけづらいですが、洋館風なかわいらしい外観が特徴的。
本場中国やインドで中医学や薬膳料理を学んだ店主が、『食によって体を整える料理』『スパイスを通して”世界の香りとおいしさを”』をテーマにお料理を提供してくださいます。
店内には80種類ものスパイスが!
世界のおいしさと謳っているだけあって、いろんな国のメニューがあります。
・マサラライス ¥1,350
・メキシカンライス ¥1,400
└ ボロネーゼのご飯バージョンのようなもの
・鎌倉野菜カレー ¥1,400
・鎌倉野菜のパスタ ¥1,200
・本場四川激辛担々麺 ¥1,300
・鎌倉菜麺 ¥1,350
└ 鎌倉に因んで考案された精進スープのラーメン
看板料理は『マサラライス』とのことで、私は見ず知らずのマサラライスを頼みました。
まず出てきたのは、サラダと薬膳スープ。
自分では作れない、薬膳の深みのあるお味…
付け合わせでこんなに健康的なメニューがいただけるのは感激です。
1つ1つのメニューを丁寧に説明してくださるお店の方々と、調理してくださっている店主の温かい思いを感じますね!
サラダにはなんと、ぺぺマサラという自家製のスパイスをかけて食べてくださいとのこと。
生野菜にカレーのスパイスを直接かけて食べたことがなかったので最初びっくりしたのですが、ドレッシングの酸味を相まってとてもおいしい!
ちなみにぺぺマサラは気に入ったら瓶で購入することができます。
そしてお待ちかねの看板メニューがこちら。
マサラライスは、鶏肉のモモ・ムネ・ハツ・レバー・砂肝を16種類のスパイスで炒め煮したものとのことで、一見カレーに見えますが、カレーとは別のスパイス料理なんです。
たっぷりと入っているスパイスの効果で、体がぽかぽかとしてきます。
すこし辛めではありますが、激辛が苦手な私でもギリギリ食べられる辛さ。
ホールスパイスがたくさん出てくる出てくる…スパイス好きにはたまらない!
お肉が贅沢すぎるほど入っているのですが、次々といろいろなお肉が出てきて食感が楽しいのであっという間にぺろりと食べてしまいます。
▼SPICE HOUSE PePe 鎌倉はこちら
https://spicehouse-pepe.com/74433/
人気店ではありますが、店内が広いので予約なしで行っても座れることが多いかもしれません。
鎌倉しふぉんに向かう(14:00)
ランチを楽しんだら、ぐるっと回って鶴岡八幡宮方面へ方向転換します。
鎌倉には食品市場があるってご存知でしたか?
整備されたキレイな大通りに突然現れる古き良き市場。
この中がとっても面白い!
食品市場と言っても生鮮食品ばかりではなく、パン屋さんやスモークチーズ屋さん、アロマテラピーのお店までレパートリー豊富に揃っています。
まるで秘密基地の中を探検するように、雑多に並んだ小さなお店を開拓していきます。
そして鎌倉の隠れ名物、鎌倉しふぉんがこちら。
小屋のようなほっと温まるこじんまりとした空間。
シフォンケーキの味がこんなに種類豊富に並んでいる様子ってなかなか見ることができないですよね。
驚くことに全部で30種類ある中から、日替わりで毎日6〜8種類が店頭に並べられているとのこと。
ここのシフォンケーキ、ふわっと軽いのに、水分を多く含んだようなしっとりさとモチモチさのある不思議な触感がクセになるんです。
特にプレーンが大人気で、遅い時間に来ると大体売り切れてしまうため、見つけたら入手必須です!
▼鎌倉しふぉんはこちら
https://www.k-chiffon.com/
鎌倉しふぉんの作り方の本が売っていたので家で作ってみたのですが、やはりこの独特の食感は熟練の技が成すもの。
素人の力では再現しきれないおいしさです…!
鶴岡八幡宮へ(15:00)
鎌倉といえば、鶴岡八幡宮ですね。いよいよメインイベントです。
八幡宮に向かうときに通る道、名前がついているって知っていましたか?
ここは若宮大路という通りで、源頼朝が妻の北条政子の安産祈願のために造らせたものと言い伝えられています。
この通りがキレイに見えるのには遠近法が用いられていて、実は鶴岡八幡宮に近づくほど道幅が細くなっています。
歩きながらぜひ見てみてくださいね!
鶴岡八幡宮の境内はこちら。
傾斜の急な階段をずっと登っていったところに本宮があります。
階段の下にある舞殿では、よく結婚式が催されている風景が見られますよ。
本宮で参拝をしたら、ぜひ名物の鳩みくじを引きましょう。
ちなみに鶴岡八幡宮は大凶・凶の数が意外と多いので、メンタルの弱い方は要注意(笑)
私は中吉で耐えました…(笑)
鳩みくじには、鳩の根付け(お守り)が入っていて、全部で6色あります。
おみくじの袋の色と同じ鳩が入っているので、引くときにお好みの色を選びましょう!
グレーの袋だけは中身と外見の色が異なるので要注意!グレーではなく白い鳩が入っていますよ。
羽の柄が浴衣の柄のようで、とってもかわいいです!
▼鶴岡八幡宮はこちら
https://www.hachimangu.or.jp/
鎌倉文華館 鶴岡ミュージアムカフェ&ショップ(15:30)
鶴岡八幡宮の中には鶴岡ミュージアムがあるのですが、その横にカフェが併設されています。
鎌倉のカフェはどこも混んでいるのですが、意外や意外、ここのカフェは穴場です。
2010年、強風により鶴岡八幡宮の境内にあった樹齢1000年の神木「大銀杏」が倒れてしまった事件があったのを覚えていらっしゃるでしょうか。
その樹幹がこのカフェの中に祀られているんですよ。近くでみるとやはり立派ですね。
コーヒーメニューもたくさんあるのですが、せっかく神木の近くでお茶をできるということなので、私は『オリジナルブレンド白檀』という木にちなんだ紅茶を選びました。
ころんとした白い茶器がかわいらしい。
カフェラテもこの茶器に淹れて提供されるので、どことなく漂う和風さがよい雰囲気を醸しています。
白檀はお線香にも使われる香木の香りですが、さりげなくウッディな香りが広がる程度でとても飲みやすい。
すっきりとした味わいです。
木に取り囲まれた空間でよいお茶を飲むと、心が落ち着きますね。
▼鶴岡ミュージアム カフェ&ショップはこちら
https://www.hachimangu.or.jp/activity/facility/shop.html
和らく 本店でお買い物(16:30)
鎌倉のお店は17:00頃になるとどんどん閉店時間を迎えていきます。
帰り際に、すこし鎌倉らしい和小物を見ながら歩いていきましょう。
そのうちの一つで有名なのが和らくさんという、お箸の専門店です。
和風な入り口の佇まいも素敵ですね。
中に入ると、色とりどりのお箸が店内にびっしりと並んでいます。
高級なお箸も一部ありますが、どちらかというと若者にも手に取りやすい¥1,000前後の価格帯のお箸が多い印象。
デザインも和モダンで、洋風の食器にも馴染みそうなかわいらしいものがたくさんあります。
私はこのデザインを購入しました。
カラフルなガラス玉のようなあしらいが、ちょっぴり和風でおしゃれなお箸です。
もちろん使い心地も抜群!
▼箸専門店 和らく 本店はこちら
http://www.k-waraku.com/
オンラインショップも開設されているようなので、鎌倉は遠くて行けない…という方はぜひ覗いてみてくださいね!
鎌倉駅へ戻る(17:00)
街の賑わいが静まる17:00過ぎに駅に到着。
鎌倉の夜は早いので、ディナーは鎌倉駅ではなくおうちでゆっくりいただきましょう!
私はすこし名残惜しかったので、駅の反対側にすこし回り、CHOCOLATE BANK(チョコレートバンク)というMAISON CACAOの姉妹ブランド店でチョコレートドリンクをテイクアウト。
甘さ控えめ、カカオの香りで勝負しているドリンク。
ほっと一息つきながら電車に乗りました。
私が行ったときはまだ春だったので紫陽花は咲いていませんでしたが、ぜひ梅雨のシーズンオンの時期にはカメラを持って鎌倉に訪れてみてはいかがでしょうか?