伝わるプレゼンの話し方とは?シンプルだけど濃く伝える『情報整理の基本』

プレゼンテーション
delica

プレゼンのたびに、終わりの見えないこんな悩みに直面していませんか?

「伝えたいことはたくさんあるのに、うまくまとまらない…」
「話が長いって言われるけど、どこを削ればいいかわからない…」
「話をシンプルにすると、内容が薄いと指摘される…」

実は、プレゼンが「伝わらない」最大の原因は、話す内容の「情報整理」と話し方の「構成」にあります。
臨機応変にうまく立ち回る話術を磨くよりも、「何を、どう伝えるか」の事前準備を最適化することが、成功の近道です。
この記事では、「伝わるプレゼンの話し方」を実現するための「情報整理のポイント」を解説します。
シンプルだけど、確実に効果がある方法なので、ぜひ試してみてください!

Contents
  1. プレゼンで伝わる話し方をするために必要な準備
  2. プレゼンで話が伝わらない原因は「情報整理」にあり
  3. 伝わるプレゼンの話し方に必要な「情報整理」3つのポイント
  4. 「伝わる情報整理」から「刺さるプレゼン」へグレードアップするためのポイント
  5. 伝わるプレゼンの情報整理と話し方をマスターすると?
  6. まとめ:「情報整理」を制すれば、シンプルなのに面白い話にできる!
Sponsored

プレゼンで伝わる話し方をするために必要な準備

check list

プレゼンの話し方を改善するには、話し始める前の「準備」がすべて。
ここをおろそかにすると、どれだけ話し方のスキルを磨いても「伝わらないプレゼン」になってしまいます。

では、どんな準備が必要なのでしょうか?

① 聞き手の心の掴み方を決める「冒頭30秒の出だし」の決定

プレゼンの冒頭30秒が勝負!
ここで「この話、聞いてみよう」と思ってもらえないと、内容を聞いてもらえずに終わってしまう、この現象は現場で多々発生しています。

最後まで聞いてもらうために、「出だし」でこんな工夫をこらしておくのがおすすめです。

おすすめの出だし

問いかける
 例)皆さん、プレゼンで『伝わらない』と言われたことはありませんか?

意外なデータを出す
 例)実は、プレゼンが通らない原因の8割は〇〇なんです

ストーリーを語る
 例)私も昔、プレゼンで何度も撃沈していました…

プレゼンの出だしは「興味を引くこと」が最優先!
「意外性」や「ストーリーテリング」で相手を話に引き込む工夫をしてみましょう。

② 情報整理と構成(★最も重要)

プレゼンの伝わる・伝わらないを分ける最大のポイントが「情報の整理」です。
かんたんに言うと情報を取捨選択した上で、「結論 → 理由 → 具体例」の順番を意識するだけで、驚くほどスッキリまとまります。

最も大事でありながら、意外とできていない人が多いのは「情報を捨てる」作業です。

情報整理のコツ

① 情報を下記の3つに分ける。特にCを重点的に探す。
 
A:絶対に伝えるべき情報
 B:伝えたほうがいい情報
 C:削っても問題ない情報

② 上記Cの削除・Bの厳選を行う。

「C:削っても問題ない情報」を見つけて削除するだけでも、話の道筋がくっきりしてクオリティUPする方が大勢います。
AとBの情報に直線的に紐づかない情報は「C」であることが多いです。

余力があれば「B:伝えたほうがいい情報」についても厳選を行い、「A:絶対に伝えるべき情報」が主人公として目立つ状態、BがAのサポーターになるように情報を組んでおくとばっちりです。

「情報整理」のテクニックの詳細は、こちらでお伝えしています!

Udemyプレゼンテーション講義

【複雑な情報の整理術】シンプルなのに面白いプレゼン資料の作り方

「聞かせる」内容と「見せる」内容の役割分担

話す内容は「読ませる内容」とほぼイコールです。
伝えたい文字情報を書き出したものは、カンペ(原稿)として用意しておきプレゼンで話します。

スライドには細かい説明を詰め込まず、 話す内容の補足として「見せる」、つまりあくまで「サポーター」の立ち位置にするのがベスト。

スライドに全部を書かず、「聞く」情報と「見る」情報を分けるだけで、格段に伝わりやすくなります。

④ 発声・話すスピード・間の取り方の練習

これは何度も繰り返していくうちにだんだんと身についていくものにはなりますが、聞き取りやすいとされている要素をまずは「意識」して場数を踏むことが大事です。

聞き取りやすい話し方のPoint

発声
声を喉の奥から出すイメージで、落ち着いた声質で話す。口を大きく開けて、はっきりとした発音を行う。

・話すスピード
普段の会話よりも「ゆっくり」話す。

間の取り方
重要な部分の手前に「間」を入れる。(沈黙が効果的に働く)

上達させるためのトレーニング方法には下記のようなものがあります。
とにかく「他者からの視点で評価される場」の数を増やすことが大事です。

反復練習で、スムーズに話せるようにする
経験者に聞いてもらい、フィードバックをもらう

添削・フィードバックしてもらえる環境を選んで学んでいくことが大事!
インプットだけでなく、アウトプットの機会も大切に。

プレゼンで話が伝わらない原因は「情報整理」にあり

question

「プレゼンがうまくいかない」と感じる原因はさまざまですが、最も大きな要因は、準備のうち「伝える情報の整理がうまくいっていない」こと。

この根幹となる部分がうまくできていないと、どんなに資料をきれいに作っても、どんなに話術を持っていても、結局伝わらない、ということになってしまいます。

では、よくある原因を詳しく見ていきましょう!

情報が多すぎてポイントがぼやけている

先程「情報を捨てる」作業が苦手な人が多いとお伝えしたとおり、
プレゼンでよくある失敗が「伝えたいことを全部詰め込もうとする」ことです。

たくさんの情報に触れることで、どの情報が本当に重要なのかがわからず、聞き手が混乱してしまいます。

いろいろ頑張ってきたことをアピールしようとすると、情報過多になりがち・・・
これぞ!というポイントを端的にアピールした方が相手の印象に残りやすいということを忘れずに!

複数の情報や主張が混在している

複数の情報が混在すると、話がパラレルワールド状態に。
話の道筋があちこちに飛んでしまうと、聞き手は話のゴールや全体像が見えないだけでなく、どの話とどの話がつながっているのか理解することが難しいです。

図解がなくても、耳で聞くだけで理解できる話になっているか?は重要なポイントです。

情報を整理し、話の流れを組むときにマインドマップを使うと、話の枝分かれ度合いが視覚化されるのでおすすめ!

データの報告が多く、主張の分量が少ない

プレゼンの場では「データをたくさん示せば説得力が増す」と思いがちですが、実は逆効果になることも。

データのまとめが多いと、プレゼンではなく「報告」と受け取られがちで、「主張やプレゼン者のオリジナルな考えが少ない」という印象をもたれやすくなります。

データを事実として伝えるだけでなく、「データから導き出せる考察」に厚みを持たせられているか?情報の割合を考えることも重要です。

伝わるプレゼンの話し方に必要な「情報整理」3つのポイント

tips

情報を「整理・取捨選択」することと、それをプレゼンとして「伝える」ことは別問題です。
最終的に伝わるプレゼンを完成させられるかどうかは、伝わる話し方の「3つの要素」を意識して情報を厳選できるかにかかっています。

① シンプル:主張を1つに絞る

冒頭からお伝えしている通り「情報量が多いこと」は評価されにくいため、「少ない情報量でいかに相手の心を捕えにいけるか?」が勝負どころです。

つまり、プレゼンで最も大事なのは「このプレゼンでたった1つのことを持ち帰ってもらう」という意識を持つことであり、
そのためには「迷い」や「候補」を捨てて、自分が決めた1つの主張をブラさずに言い切ることが必要です。

シンプルに伝えるための情報整理

主張は1つに絞る(1つのプレゼンに複数の結論を盛り込まない)
1つの主張を「結論 → 理由 → 具体例」の3ステップで伝えるための情報を揃える

「相手が求めていることと、自分が良いと思っていることが異なっていたらどうしよう…」と複数の主張を提示することは、相手に主張を決めさせることになり、その瞬間にプレゼン(提案)ではなくなってしまいます。

どうしても複数の主張を相手にぶつけたい場合は、自分が決めた1つの主張を終えたあと、最後に「こういった候補もありました」と軽く紹介するのがおすすめです!

② ロジカル:根拠となる数値データを厳選する

伝えたい内容がシンプルになったら、次は相手が理解しやすい流れを作ることが重要です。
ここで大事なのが「根拠となる数値データ」の情報を厳選すること

ロジカルに伝えるための情報整理

「結論 → 理由 → 具体例」のうち、「理由」の根拠となる数値データを3つ以内に厳選する

後ろ盾となるデータの数が多すぎると、どのデータがどの結論と関係しているのか?聞き手が関連性を掴みづらくなってしまいます。
とにかく「結論と理由のが1対1のでつながる状態」を意識して情報を厳選しましょう。

「〇〇だから△△」→「△△なのは▢▢だから」→「▢▢だから〇〇が必要」のように『しりとり』になるように根拠となるデータを挟むことを意識するとGOOD!

③ エモーショナル:感情に訴える情報を残す

ロジカルなデータの方がビジネスライクに聞こえますが、「相手の心を動かす要素」は削除しないのがポイント。
人は「理屈」で納得し、「感情」で動くものだからです。

プレゼンから「エモーショナル」が抜け落ちている人、現場で添削しているとかなり多いです。

感情に訴えるためのテクニック

・ 聞き手が共感できる「実体験 / エピソード」を用意する
「結論 → 理由 → 具体例」のうち、「結論」に添える「聞き手のために自分がしたいこと / 感情論」を用意する

聞き手に「この人は自分のためを思って言ってくれている!」と思わせることが大事です。

このエモーショナルは最も難易度が高いです。なぜなら、相手のことをよく分析し理解をしなければならないからです。
その方法について、次の章で細かく見ていきましょう!

伝わる情報整理」から「刺さるプレゼン」へグレードアップするためのポイント

post-it

「伝わる」だけでなく、「刺さる」「提案が通過する」ようになるためには、具体的にどうすればよいのでしょうか?
ここでは、実践的な通過率UPのためのコツを紹介します!

聞き手の立場と興味を分析する

プレゼンは「話す側」が言いたいことを言う場ではありません。
まず考えるべきは「聞き手が知りたいことは何か?」です。

聞き手の関心を探るポイント

その人の「立場」や「役割」を考える
  ┗ 経営層 / 現場の担当者など、誰にどんな承認を取る必要があるかを考慮

「聞き手にとってのメリット」を考える
  ┗ 相手のビジネスや環境において、「得」が発生する情報かを吟味

伝える情報は同じでも、相手の目線に立った話し方で伝えることで、「すぐに役に立てられるもの」という判断をしてもらいやすくなります

プレゼンをする前に「どんな承認フローを踏むのか?」「どういったことを自分に期待しているか?」は確認しておくとベター!

聞き手の専門性・理解能力を考慮する

聞き手はそのプレゼンテーマについて、どれほど専門知識を持っている方でしょうか?

・ 「聞き手が知りたいこと」に対して、「すでに理解していること」は何かを考える
・ 「聞き手が知らないこと」に対して、「伝わる言葉」は何かを考える

相手が知っていることを長々と説明してしまうのは論外。
これは情報整理の段階で省くようにしましょう。

もしせっかく相手が知りたい情報を厳選して提供しても、相手に伝わらない言葉(専門用語など)を使って説明してしまえばまったく刺さらずに終わってしまうので要注意です。

整理した情報を、伝わる言葉に置換しましょう。

知らず知らずのうちに難しく話してしまうことはよくあります…!

自分が説明しようと思っている内容をChatGPTに渡し「中学生に理解できるレベルで書き直してみてください」とお願いすると、いかに自分が専門的な言葉遣いをしてしまっているか気づくことができます。

提案内容を実行した先にいるターゲットユーザーの感情にフォーカスする

聞き手の目線でプレゼンを構築することも大事ですが、プレゼン内容が通過し実行した際には、その実行による影響を受ける人物「ターゲットユーザー」がいるはずです。

プレゼンテーターと聞き手だけでなく、ターゲットユーザーの目線を追加しましょう。

ターゲットユーザーについて触れるポイント

① 提案内容を実行する前、ターゲットユーザーはどんな状況・感情にあるか
② 提案内容を実行した後、ターゲットユーザーの状況・感情はどう変わるか

プレゼンは、その内容を実行した先にある「成果」がどうであるかで評価が決まります。
ロジカルに伝え、聞き手の感情を揺さぶりながらも、ターゲットユーザーに対する影響の大きさを示すことで、プレゼン内容の妥当性を伝えましょう。

伝わるプレゼンの情報整理と話し方をマスターすると?

work team

「伝わる話し方」を身につけると、プレゼンの手応えが変わります。
具体的に、どんな変化が起こるのかを見ていきましょう!

情報を適切に整理でき、指摘されにくいプレゼンになる

もしこんな状態にあるとしたら・・・

Before

・ 何を話せばいいのか整理しきれず、全部詰め込んでしまう
・ プレゼン後に「結局、何が言いたいの?」と言われる

このように変わっていきます!

After

「話が長い」「ややこしい」「不要な情報が多い」と指摘されなくなる
主張が明確になり、合意形成がスムーズにできる

ロジックと感情的訴えの両立ができ、提案の通過率が上がる

自分でも気づかないうちに、聞き手にとってはこんな状態になっているかもしれません・・・

Before

・ データを報告されただけで、「で、どうするの?」と混乱してしまう
・ 淡々とした主張で、頭に入ってこないし心も動かない

聞き手にも論理派と感覚派がいます。
どちらにも刺さるポイントを用意しておくことで、こんな状態を目指すことができます。

After

・ データの裏付け+感情的アプローチで、納得感が高まる
・ 話に抑揚がある印象になり、相手が話に引き込まれやすくなる

「もっと聞きたい!」と思わせる話し上手になれる

こんな状態になって心が折れていませんか?

Before

・ プレゼン内容に自信がなく、原稿を棒読みしてしまう
・ 聞き手が途中でスマホを見たり、集中していない

ここから変われると、プレゼンが楽しい時間と化していきます!

After

相手の感情に触れることで、自然と相手も話に共感してくれる
・ 相手の立場を考慮しながら自分の気持ちを伝えることで「感謝」が生まれる

まとめ:「情報整理」を制すれば、シンプルなのに面白い話にできる!

伝わるプレゼンには「話術やデザインの見せ方」の前に「情報の整理力」が必要です。

聞き手の立場・ターゲットユーザーの感情にフォーカスしながら情報を厳選することで、聞き手にとって引き込まれるような面白い話になっていきます。

「人に説明したり、人前で話すのが苦手…」
「コミュニケーション能力には自信がない…」

このような方でも大丈夫!
プレゼンは臨機応変さよりも事前準備が大切になるので、情報整理の方法をマスターすれば、アウトプットの質が大きく変わります。

ここでは情報整理のポイントを概要でお伝えする形になりましたが、もっと具体的な「伝わるプレゼン作成術」を一緒に実践していきませんか?

↓ ↓ ↓

\ Udemy講座で「情報整理」をマスターしよう! /

Udemyプレゼンテーション講義

【複雑な情報の整理術】シンプルなのに面白いプレゼン資料の作り方

プレゼンの本質を掴めば、あなたの提案はもっと通る。もっと聞きたい話になる。
ーー「情報整理」がすべての鍵。

10年かけて構築した「提案を通すための方法」を、クリエイター・マーケター・企画プランナー・コンサルタント向けに伝授します。

無料特典付き!

・これを埋めるだけで情報すっきり & 面白いプレゼン内容が作れる
 「ワークシート」と「プレゼン資料フォーマット」
・実践課題に対する添削フィードバック
(希望者のみのオプション)

プレゼンで「伝わらない…」と悩むのは、もう終わりにしましょう🔥
提案がすんなり通るようになれば、人間関係のストレスが格段に減りますよ!

Sponsored
ABOUT ME
enne(えん)
enne(えん)
現役フリーランスクリエイター
安月給の事務職OLから這い上がり、クリエイターにジョブチェンジ。 ブラック企業でバリバリ働いたり、ベンチャー企業でクリエイティブ組織を立ち上げたり。 現在はフリーランスとして独立し、プライベートも大事にしながら、効率的に楽しく稼ぐ処世術を模索中。
記事URLをコピーしました