つらい仕事を『楽しむ仕事』に変える最強のマインド＆方法10選

みなさんは日曜日の夜〜月曜の朝にかけて、どんな気持ちで過ごしていますか？
もし「仕事が始まる…仕事が近づいてきて嫌だな…」と思っているのであれば、せっかく一度きりの人生の大半を使っている仕事の時間、楽しみになる時間にしたいですよね。

この記事を通して、つらいと思っている原因を解消したり、簡単には解消できない時のアクション方法について知っていただけたら嬉しいです！

仕事が『楽しむ』ものではなく『つらい』ものになっている原因・マインドは？

まずは、仕事がつらくなっている原因について、自分と向き合ってみてくださいね。
あなたはどの項目に当てはまるでしょうか？
原因を見つめ直したあとに、楽しむ仕事に変えるための適切な対処法を選んでいきましょう！

1人で向き合うのが難しい場合は、キャリアコーチの視点ももらいながら、一緒に進めてみる方法もあるよ！

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仕事内容が好きなことではない

「仕事＝自分の嫌いなこと」になっている可能性があります。
嫌いなこと、つまり自分の適性に合わない仕事に取り組むと、どうしてもクリエイティビティやモチベーションが低下。
もちろんやりがいを感じることも難しくなるので、楽しい気持ちは遠ざかっていきがちです。

勤務時間が長く、体力的にきつい

人は誰しも老いていきますから、年々長時間の労働がつらくなってくるのは当たり前です。
「1日当たり1時間の睡眠不足を解消するのに4日間かかる」というデータもあったりするので、溜まった疲れはそう簡単には解消されません。
どんどん負のループにハマり、つらい気持ちが増幅しやすくなります。

仕事量が多すぎて、精神的にきつい

体力は一定期間休めば回復するかもしれませんが、精神は一度壊してしまうと治らなくなってしまうことも多々。
1回つらいと思ってしまうと、環境が改善してもトラウマが残ってしまい、楽しいものと思い直すことが難しかったりもします。

仕事の人間関係がよくない

コミュニケーションがスムーズに取りづらい環境が必然的に生まれるので、チームでの協力・人からの承認を得てプロジェクトを進める企業活動となると、円滑に仕事が進まなくなり常習的なストレス状態が生まれます。
仕事へのモチベーションが低下するのも無理はありません。

お金を手に入れるためだけの存在になっている

仕事が生計を立てる手段として重要ですが、それが唯一の働く理由であると感じると、働く内容に対するモチベーションは低下しやすくなります。
お金をもらうためのやらされ仕事となるとつらく感じますから、自分の夢や目標を追い求め、仕事を通じて成長や人生の豊かさを感じられる状態を目指しましょう。

ステータスを手に入れるためだけの存在になっている

仕事におけるステータスや地位も大事なことの一端ではありますが、それが唯一の価値基準になると、仕事は他者との比較、つまり戦いであるという認識になり、つらく感じることが増える要因です。
他者と比べるマインドを手放し、仕事を通じた自分の充実感や成長を大切にできると楽しさが生まれてくるでしょう。

仕事ができなく、自分の価値を見失っている

仕事の難しさや失敗により、自己評価が低下すると、当たり前ですがつらい気持ちの方が大きくなります。
失敗を学びとし、前向きな姿勢でチャレンジすることが難しい場合、もっと自分が得意とできる領域に切り替えた方が自己価値の向上や楽しさに繋がります。

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仕事を楽しむための方法・持つべきマインド

ここからが本題！
原因が分かったら、ここからは具体的にどういうマインドで動ける状態になれば仕事を楽しむことができるかを考えてみましょう。
もしマインドをすぐ変えられない環境にいるのであれば、この章は飛ばして、次の章の手段を取ってみてね！

1.仕事で好きなことをしようというマインド

好きなこと・趣味だったことを仕事にしたことで、責任が生まれたり、お金が絡んできたり、自由ではない部分も出てくるでしょう。

ただ、週7日のうち5〜6日を仕事に費やしている人が多い、つまり日々約70%の時間を仕事について考える時間に当てていると考えると、仕事が好きなことであった方が幸せな時間が長くなり、人生の幸福度は上がりやすいと思いませんか？

ちなみに得意なことと好きなことが一致しているケースが多いので、好きなことを仕事にした方が効率よく成果を出せる可能性は上がることが多いです。
逆に苦手なことを仕事にすると、能力が発揮しづらく能率が悪くなるケースが多いので、つらい思いをする回数も増えるのではないでしょうか。

今の会社でポジションチェンジを相談できるなら、迷わずしてみよう！

ただ、会社を変えないと好きなことを仕事にできるチャンスがないという方は、転職を検討してみることをおすすめ。
キャリアアドバイザーさんに転職できる可能性を相談するだけでも価値ありだよ！

2.心配事の79％は起きないというマインド

心配事の79％は起きない、ということは、ペンシルバニア大学の研究によって学術的に報告された内容です。

仕事をしていると、
「あの人が何か言ってくるのではないか？」
「自分の今の行動によって、まわりの人や今の仕事に迷惑や大きな損害をもたらしてしまうのではないか？」
そんなことをあれやこれや考えてしまうものです。

ですが、実際にそれが起きたことがどのくらいあるか考えてみてください。たぶんほぼ起きていないと思います。
（というか、あなた1人の行動だけで大きな問題が起きてしまうのであれば、会社の運営に何か問題がある可能性が高いです。）

この報告を踏まえて単純計算すると21%の心配事は起きるということになりますが、16パーセントの出来事は事前に準備をしていれば対処が可能、という報告も合わせて出ています。
つまり、すでに先のことを気にかける能力のあるあなたにはほぼ起こり得ないので、過度に心配する必要はないのです。

逆に言うと、誰しもが5%の確率で失敗することがある、ということになるね。
万が一その5%が起きたとしても「自分が食らう5%のダメージは今来ただけなんだ」と割り切ろう！
ここは全員が平等なんだから！

3.夜3〜4時間残業した内容は、明日の朝1時間で終わるというマインド

夜よりも朝の方が効率が3〜4倍よくなる、という報告もあったりします。

人間も生き物なので、電気がなかった時代には日が登っているうちに活動をし、日が暮れたら家で休息をして明日に備える生活をかつてはしていました。
DNAには抗えないので、電気を付けて脳をごまかしたとしても、残念ながら限界はあるということです。

私も遅くまで残業をするのが当たり前な業界にいたけど、たしかに21時すぎると思考能力が落ちて、アイデアが煮えたぎることが多かった感覚…

次の日の朝になったら違うアイデアが思いついて資料の内容を書き換えたりして…だったら遅くまで粘っても、潔く諦めて明日にまわしても、あんまり変わらないかもね！

もし今日の夜までに仕上げなければいけない仕事があって、それをやる余裕も与えてくれない環境にいたのだとしたら、あなただけではなく、ある程度会社にも悪い部分があると考えた方が無難です。
それに、頭が回っていない夜に低いクオリティで仕上げるよりも、すこしだけ時間を追加でもらって、しっかりとしたものを仕上げた方が相手のためになることの方が多かったりしますから、変に時間だけに捉われて動くマインドはいいことなしです！

4.自分1人でやるより、複数人でやった方がきっと良いというマインド

変に1人で仕事を抱え込んでつらい思いをしていませんか？

1人では抱えきれないような仕事なのであれば、あなた1人で対応するよりも人の力を借りてやった方が、早く終わったりクオリティの高いものに仕上がったりするのではないでしょうか？

真面目な人ほど抱え込んでつらくなってしまう傾向が強い気がします。

「良い成果を出すためにあなたの力を貸してほしいんだ」
「誰かの協力が必要なんです」
と言われて嫌な思いをする人は、きっとあまりいないと思うよ！

人は良い理由で頼られること、他者が積極的に関わってくれることを嬉しく思う生き物。
こういったマインドを知って行動すると仕事の仕方も環境も変わっていくと思いますよ！

5.自分が成果を上げると、いつまでも仕事は減らないというマインド

4とすこし近い部分もありますが、自分1人が成果を上げることにこだわって仕事を抱え込んでいる部分はありませんか？

たしかに複数人で取り組めば、成果や評価もみんなのものになるので、自分1人に対する評価にはつながりづらくはなるかもしれません。
しかし、プレイヤーとしての評価に固執すると、下記のように先の展望が雲行き怪しくなってくる場合も。

裏返すとマネジメント層に昇格することができれば、自分の手足を動かして働くことはなくなるので、自分自身が働く仕事の物量は減っていくことになりますが、いつまでもプレイヤーとして動いていると仕事の物量が減らないということになりますね。

そのマインドで動いていくと、すこし目線を変えて仕事を進められてラクになっていくのではないでしょうか？

6.職場の人との会話を楽しみに会社に行こうというマインド

あくまで職場の人は友達ではないですが、尊敬できる上司や仲間と関わる時間が先に待っていると思うと楽しみになるものです。

「今日は〇〇さんをランチに誘ってみよう！」
という気持ちで出社すると、すこし仕事に向かうマインドも変わるかも？

そう思える相手が職場にいないという場合は、会社を変える選択肢を検討してみてもよいのかもしれませんね。

7.『ありがとう』の回数を数えて過ごすマインド

嫌なことばかりに目が向いてしまうと、毎日がどんどんネガティブな気持ちで溢れていってしまいます。

誰かに何かをしてもらってありがたいなと感謝の気持ちを感じるタイミングや、仕事への達成感を感じたり、同僚と話して楽しい時間があったりはしませんか？
そういうポジティブなことに目を向けるために、『ありがとう』と思えるポイントを探して数を数えながら過ごしてみると、仕事に対する見方やマインドが変わったりしますよ！

ここに関しても、『ありがとう』って思える回数があまりにも少ないのであれば、なにか環境に問題があるのかも…
そういう時は、より幸せに過ごせる会社を探してみたほうがいいかもね！

8.今日頑張ったら、◯円もらえるというマインド

会社員の場合、実際には今日出勤してもしなくてもお給料はもらえると思うのですが、日割りして「今日1日の働きは、◯円分！」と考えると、ちょっとポジティブになれたりもするもの。
（この考え方には向き不向きがあるかもしれません。）

もしこの考え方でものすごく前向きになれるという方がいらっしゃるのであれば、フリーランスになったり、自分で事業をやってみたりする方が向いているかもしれません！

9.仕事を楽しんでいる人がみんなの憧れだというマインド

みなさんが憧れるビジネスマンを思い浮かべてみてください！
きっといきいきと仕事をしている人ではありませんか？

単にお金をたくさんもらっているとか、有名企業に働いているというよりも、
働くことでキラキラ輝いている人の方がみんなの憧れの的になってる気がする！

人はポジティブなマインドの人に惹かれる生き物。
もしステータスやお金だけを気にして、ネガティブな気持ちで今の仕事にしがみついているのであれば、それはまわりの人からもよく見えていない可能性が。
自分が仕事を楽しんでいることが、まわりの人にも幸せを振りまくんだというマインドで、自分の働く幸せを優先的に考えてみてください！

10.人生は、自分探しの旅だというマインド

1回きりの人生なので、すこし立ち止まって、先の長い人生をより良いものにするための時間を取ったっていいんです。
ちなみに、貯金が50万円あれば、3ヶ月収入がなくても生活ができると言われています。（もちろん個人差はありますが）
本当にお金が苦しい場合、生活補助が出るのが日本という国です。

そう思うとすこし安心できませんか？

先が見えない状態で訳も分からず、休憩も無しで暗闇を走り続けていたら、当たり前ですが誰しもが途中で走れなくなってしまいますよね。

会社務めをしていても、期ごとに組織編成が変わったり、目標を立て直したりして、立ち止まったり方向展開をしたりするよね！
自分自身についても、同じことをしてみてもいいのかも。

あなたの人生もそれと同じこと。
上手に長く生きていくためには、立ち止まって、進むべき方向を探す時間が必要なんです。

マインドだけでは楽しむ仕事には変えられない！という方は

つらくなっている原因や解消する方法は頭で理解できていても、こんな理由で実践は難しい…！と感じている人もたくさんいらっしゃると思います。

私も仕事の楽しみを見つけるために一歩踏み出す時は、いつも少なからず先行きに不安を覚えて踏みとどまってしまうときがあるよ。

仕事や家庭の都合で、どうしても時間やお金の事情に追われる環境にあると思います。
リスクとリターンのバランスが一番心地よいと思える手段で、できるところから仕事を楽しくするためのきっかけをつかんでいきましょう！

新しいスキルを学習して、自分の適性を探しにいこう

すぐのリターンは望めないですが、リスクなく取り組めるのがスクールでの学習です。

新しいスキルの学習は、キャリアに新たな可能性をもたらします。
オンラインや通学でスクールに通い、自分の興味や適性に合ったスキルを見つけにいきましょう。
自分の可能性を広げることで、キラキラと輝く未来が待っています。

私が実際に勉強していたスキルに関する学習サービスを紹介するね。 どれも人気の職種につながるスキルなんだけど、働く環境の調整が効きやすい職種でもあると思うよ！

A：Web・動画のデザインスキル

在宅でも仕事ができると人気！
デザイン系のスキルや仕事に興味があるなら、現役クリエイターが教えてくれる安心の有名校で話だけでも聞いてみることをおすすめします。

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B：マーケターのスキル

こちらも人気で比較的収入も上がりやすいスキルセット。
自分が手を動かすというよりは、頭を動かし、手を動かしてくれる方々と協力しながら進めていくようなスキルなので、労働時間よりも内容や質で戦いたい方にぴったり！

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C：ヨガインストラクター資格

仕事に追われてつらいと感じたあなただからできる！
日々、家事や仕事で大変な思いをしている方々の気持ちを解放し、リラックスできる時間を提供するヨガのスキルセット。

人へ癒やしを提供したいあなたや、限られた時間でお仕事をしたいと考えている方におすすめです。
ちなみに仕事にしなくても、自分自身のためにとても役立ちます。

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副業で小さく世界を広げてみよう

リスクもリターンも小さく抑えて、スモールスタートできるのが副業です。

企業側も短い時間の中で仕事をお願いするので、副業の方に大きな成果を求めるスタンスであることは少なく、下記のよい機会になります！

もちろん業務を委託される身になるので、仕事をゼロから教えてもらうスタンスで臨むことはできませんが、
ある程度のスキルを自分で学習したら、企業から小さなお仕事をもらって現場に出てみると、本当に自分に合っている仕事かどうか、楽しめるかどうかをしっかり確認することができますよ。

自分が持っている人脈から副業でお仕事をもらうのが難しい場合は、紹介サービスやビジネス用SNSを使ってみてもいいかも！

転職・独立をして、働く環境や仕事内容を変えてみよう

リスクもほどほどにありますが、大きな変化やリターンがもたらされるのが転職や独立です。

「環境のせいにするな」とはよく言いますが、結局自分の好きなことや得意なことを活かせる環境へ変えていかなければ仕事を充実させるのは難しかったりするのが事実。

ご自身の得意なことやスキルの適性がすでに分かっていて、とにかく一緒に働く人や労働時間、労働量、労働内容に対する課題をクリアにしたい方は、思い切って環境を変えてみましょう！

転職と独立、どちらか向いているかについては、下記のようにまとめられる気がします。

転職・独立いずれにしても、新しくどこかの企業との関わりが生まれると思います。
環境というのは外から見ているだけではわからない部分もあり、中に入ってみて初めてわかることもあるので、リスクを小さくしたい場合は副業などで小さく関わりを作るところからチャレンジしてみてくださいね！

よい企業・環境の見極め方については、こちらの記事でも触れているので見てみてね！

仕事がこのままでいいのか迷う…退職すべき判断軸14選【20〜30代】

まとめ

新しい挑戦をすることで自分らしいキャリアと人生を築くことができます。
転職や独立、副業、新しいスキルの学習を通して、好きなことや得意なことを見つけ、キラキラと輝く素敵な人になりましょう。
人生は自分探しの旅！今こそ、その第一歩を踏み出しましょう！

enne（えん）

現役フリーランスクリエイター

安月給の事務職OLから這い上がり、クリエイターにジョブチェンジ。 ブラック企業でバリバリ働いたり、ベンチャー企業でクリエイティブ組織を立ち上げたり。 現在はフリーランスとして独立し、プライベートも大事にしながら、効率的に楽しく稼ぐ処世術を模索中。